皆さん、
いくら勉強したり、知識を得たりしていても
それ、使えないと意味ないですよ
えー、
何々?
って感じですよね。
実は、今回、この記事を書こうと思った経緯があるんですよ。
先日、某テレビ番組のファッションチェック企画を見ていると、
「私たち色のプロなんです」
「この方がカラーセラピストで、この方がカラー○○で・・・」
とおっしゃっていた女性のグループの方が
それぞれに私服の抜き打ちチェックを受けているシーンがありました。
それでもって、アドバイザーの方が変身させて言われたことが
「皆さん、凄く地味な色の服を着ていたので、
せっかくだからキレイ色を取り入れましょう。」
というニュアンス、
変身されたご本人方は
「今までこんな感じの色は着たことが全くなかったので、新鮮です」
というニュアンスの言葉をおっしゃっておりました。
ん?
何だかとてつもない違和感を感じたのですよ。
勉強されている色のプロの方たちなのだけど、
それを使うという感覚はなかったのね?
と思ってしまいませんか
そう、この
学んだことを生かす
という感覚、
私たちの多くが欠けている部分ではあるのです!
ある検証によると、
それなりに勉強をして
真面目に宿題もして
大学も合格して
大手の銀行や会社に入れているけれど
「消費税を計算してください」
とさせてみたら、200人いる新入社員の半数が
税抜き価格に1,08をかけることが出来なかったという結果が報告されました↓
これは、%が分からないこと
というのが問題ではありません。
理解が遅いことや
分からないところがあって質問しないままだからこうなった
という勉強したかしないかそのものとも違います。
それは、
教えを受ける小学校や中学校の段階での致命的欠陥・・・
画一致的に教えこんで、組織や社会への協調を促す
よりも
勉学への動機づけをして、考えるきっかけをつくること。
この流れが欠けていることが大きな枠としての原因だといわれています。
なぜ、色を勉強したの?
どうして、似合う色を知りたいの?
色を使って、具体的に何をするの?
色をどう使うの?
型式だけの教育を受けてきた私たちの課題、
使えるような形で、学ぶこと!
ここを抜きにしては、始まりませんよね