皆さん、こんばんは♪
今日は、カーテンを開けたら一面雪景色⛄
結構積もっていてビックリしましたねΣ(・ω・ノ)ノ!
相も変わらず寒い一日。
お仕事のあった方は通勤も困難だったことでしょう。
今回は、
服のコーディネート・着こなしのご提案がひと段落したところで
その後、どうすればいいのか?
という課題
について書いていきたいと思います。
「どうするって?提案されたものを試してみるんでしょ?」
となりそうですが、
それはきっと実際に診断やヒアリング等を体験されていなかったり、
もしくはある程度自信を持ってすんなり服を選んでいる方の理論に沿ったシンプルな答え。
ここである現象が起こります。
迷い、何かよく分からない引っかかりのような現象・・・。
何でしょう?
不思議ですよね?
ですが、
ここにもきちんとした筋道のようなものがあるんです!
私は、まずそういう方に必ずお伝えしているのは
「最終的に判断するのは自分自身です」
と。
「えっ、悩んでいる人に自分で決めて下さいって無責任じゃない?」
一見そう感じるでしょう。
が、その前にプロとしてのご提案と解決策はクリアにしています。
「じゃあ、なんでわざわざそんなことお客さんに言うの?」
これは、
人間が自分で物事をコントロールしたいという強い欲求を持っていて
コントロールできるとより幸せで、健康で、活動的になる生き物だからです。
私のご提案・解決策をやるということは、
この自分で物事をコントロールしたいという欲求を抑えなければならないから。
いうならば、眠たい人を無理やり起こすようなものなのですね。
では、人のコントロールしたい気持ちについて
とある実験結果をご紹介致しましょう↓
ある老人ホームでの実験によると、
観葉植物の世話において
A、老人のうちの半数は職員が世話をした
B、残りの老人は、自分で観葉植物の世話をした
6か月後、職員が観葉植物の世話をした老人の30%が死亡していた。
一方で自分で世話をした老人のうち死亡したのは15%にとどまった。
自分で観葉植物の世話をすると
生存率が劇的に上がったのです。
他にも様々なコントロール欲についての研究の中で
私たちにとって、コントロールできないということは、恐ろしい苦痛であり、その苦痛を受け入れるぐらいなら
コントロールできるという幻想の中で生き続けたほうが、よっぽどましだと感じるようです。
そうなると、
最終的は判断は自分自身ということがまず前提だといえるのです。
だって、生存に関わるぐらいなんだから。
「じゃあ、はじめから似合うの診断とか着こなしのアドバイスなんて必要ないんじゃない?」
ええ、そうなりますね。
このままの流れで捉えていくと、そう思うでしょう。
ただ、お客様はなりたいイメージがあり、
また自分で選ぶことが正解かどうか不安!
だから、プロにアドバイスを求めているし、
背中を押してほしいのです!
そう、目的としているゴールには辿り着きたいわけなのですね!
この上で、例えばお客様K様のヒアリングさせてもらった内容から
〇メイクをそこまでしなくても、きちんと感のあるファッションが決まるようになる
〇真面目で硬そうな雰囲気ではなく、明るく親しみやすい雰囲気を出していきたい
〇時短で手間をとらないファッションをする
ここにゴールを置くとします。
そして、ゴールという着地点へ到達できるようにするために
頭に置いておいてほしいことがあります↓
1、人は無意識のうちに自分らしい、居心地がいいと認識している状態、これを”コンフォート・ゾーン”というのですが
このコンフォート・ゾーンを維持しようとします。
それが、例え良い方向へのズレであっても、そこから自分がはみ出すことやはみ出すような行動をとることに対し、抵抗感を覚えてしまうのです。
自分のイメージを変えたいと思っていても、コンフォートゾンは強固であり、すでに出来上がっているゾーンからはみ出さないように
生物の仕組みでもある”ホメオスタシス”の作用が自分の思考と行動を制限する。
つまりは、分かっていても捨てられないや着られないといった現象が自然と起きてくるということです。
2、”恐怖”という感情こそが、なりたいイメージになるのを妨げている。
これは生物が危機を回避するうえで、必要不可欠な感情でもあります。
なので、
仕事や家事育児の配分バランスもK様らしい基準が見えやすくなってくる。
という最終的なゴールの達成においては、
”恐怖”という感情を克服できるかどうか?が重要であることが見えてきましたね。
それでは、
この恐怖という感情を克服し、
自分の無意識にあるコンフォートゾーンから抜け出しながら、
自分自身でコントロールしたいという欲をちゃんと満たしてあげて
ゴールに達する にはどうしたら良いか?
それは、
自分のコンフォート・ゾーンの”半歩先”を目指すこと!
自分が気持ちいい、無理せずにいられる服はコンフォート・ゾーンの中にある服であることに
変わりはありません。
しかし、一番下まで行ってしまうとジャージ、ノーブラみたいになっちゃうので、出来ればゾーンの半歩先ぐらいに留めておきたいかなと思います。
ゾーンのハードルを上げすぎるとイタい印象になってしまうし、下げて諦めてしまうと老け込んでしまう(;´Д`)
ハードルの上げすぎも下げすぎもないところが理想ではあるけれど、
どちらかに 偏りがちにはなるもの。
それは、私たちの民族性が何となく型にはまっていると安心というところがあるからです。
偏りすぎないためにも”私はこうだ”という自分の軸をもっておくことが重要。
”私”というものがあれば、そこまで偏りすぎずに真ん中ぐらいの位置を保つことが出来るのです。
その為のヒアリングも本音コース~含まれていますので
ご活用くださね♪
それでは。
↓コーディネート写真
↑キャメルのレザーコート×赤のストレートパンツ×カーキのレザースニーカー
この日はとても寒かったので、風を通さないように完全防備かつスッキリ見えのファッションで♪